ゲームパビリオンjp公式サイトをご覧の皆様、はじめまして。ゲームのプレイ絵日記を様々なメディアで描いたり、漫画やアニメ、小説やゲームにモブキャラクターとして登場したりしている吉田輝和と申します。
過去のゲームパビリオンjpにいらっしゃった人は、もしかしたら僕のことを知っているかもしれません。そう、2024年に行われたゲームパビリオンの……イメージキャラクター……?ポスターのイラストを担当……? 自分でも立ち位置はよく分かりませんが、会場のモニターに大きく映し出されていた人物です!
普段はゲームメディアでイベントレポート記事を書いていますが、今回はゲームパビリオンjp運営様からご依頼をいただき、この公式サイトでイベントの様子をご紹介することとなりました。早速、会場で見つけたおもしろゲームを紹介していきます!
まず最初に紹介するのは、HesoGamesが贈る『デートディスターバー』。本作は、彼女居ない歴=年齢の男子高校生「童田貞夫」が、デート中のカップルに水鉄砲を撃ち、ラブラブデートの邪魔をする弾幕シューティングゲームだ。
操作は簡単。クリックしながらマウスを動かすと、自動で水鉄砲を発射する。カップルが放つ愛の弾幕を掻い潜って、ラブラブデートに冷水をぶっかけてやるのだ!
60秒間、弾幕シューティングばりの猛攻をしのぎ切ると、とうとうボスのお出ましだ。最強のカップル、近所のお爺ちゃんとお婆ちゃんだ。
自分のことを昔からよく知られている人に、こういうはっちゃけている現場を見られるのって、ちょっとキツいよね……。
エンディングは全3種(GOOD・NORMAL・BAD)。果たして貞夫は更生するのか、それとも……!
『デートディスターバー』はブラウザ上でプレイ可能!
次に紹介するのは、INFOPOLICEが手掛ける『INFOCALYPSE』。SNSにはフェイクニュースが溢れ、人々の日常は噂、嘘、陰謀論に脅かされている。情報そのものが崩壊してしまう現象、それが“インフォカリプス”だ。
プレイヤーは、未来からやってきた“インフォポリス(情報警察)”となり、世の中に氾濫するフェイクニュースを撃ち壊すのだ。
画面内に「SNSの投稿」と「それについて調べた検索結果」が表示されるので、それらを見比べて投稿内容が嘘か本当かを見極め、嘘だった場合は、マウスカーソルを操作し、投稿文をクリックして撃ち壊していく。制限時間内に、より多くのフェイクニュースを見つけ出そう。
可愛らしいビジュアルに反して、投稿内容にはどこか不穏さが漂っている。
過激な投稿を見て「はいはい、フェイクニュースフェイクニュース」と思っていると、実はそれが真実なこともあるので、可愛らしいビジュアルなのに、なんだか不穏さを感じてしまう。
『INFOCALYPSE』はブラウザ上でプレイ可能!
次に紹介するのは、ロコビットが贈る『ぶっとバード』。本作は、スズメやツバメ、ワシやフクロウといった可愛いトリたちが武器を背負い、大空を縦横無尽に飛び回ってライバルをぶっとばす、最大4人同時プレイ可能な対戦アクションだ。
ルールはシンプル。武器でライバルにダメージを与え、弱ったところをタックルでぶっ飛ばし、その回数を競い合う。
選んだトリごとに、スピード、曲がりやすさ、打たれ強さといったステータスがあり、さらに多種多様な武器の組み合わせにより、自分の好みに合わせたカスタマイズが可能だ。
一度試合が始まれば、どこかに止まって羽を休めるということはなく、ライバルの銃撃から身を隠したり、急旋回で後ろに回り込んだりと、常に飛び回りながら戦うぞ。一定時間が経過すると、その時点で一位のトリVS他のトリ三匹のバトルが始まる。常に一発逆転のチャンスが潜んでいるので、大人から子供まで、ゲームに慣れていない人でも楽しめる対戦ゲームだ。
ちなみに本作はすでにニンテンドースイッチ用タイトルとして発売済みで、僕はDL版と、後に出たパッケージ版まで購入済みだ。スイッチのゲームで対戦モノやパーティーゲームというと、『スマブラ』や『桃鉄』を挙げる人が多いだろうけど、我が家では友達がやってきたら『ぶっとバード』なのである!
『ぶっとバード』はニンテンドースイッチ向けに発売中!
次に紹介するのは、YumeKakigori Teamが贈る『Yume Kakigori』!本作は、神秘的なカラスに導かれ、かき氷屋を営むビジュアルノベルだ。プレイヤーは言葉を失ったかき氷屋の店主となり、様々なレシピで作ったかき氷を通し、お客さんたちと交流を深めていく。
主人公は話せないので、「赤い感情」「黄色い欲望」「青い思考」といった3つのシロップを組み合わせ、思いを伝えるのだ。
かき氷のレシピは、お客との会話の中で増えていく。どのお客にどの思いを込めたかき氷を提供するのかはプレイヤー次第……。
ゲーム中のビジュアルも魅力的だが、ブースに飾られていたポスターの雰囲気も抜群だった。あまりの良さに思わず「このチラシとか無いんですか!? 飾りたいんです!」と開発者さんに詰め寄ってしまったほどだ。
「チラシはないけどSNSの公式アカウントで画像を公開してるから印刷していいよ」と許可をいただき、コンビニプリントしてきたのがこちら!良い……。
『Yume Kakigori』はPC(Steam)向けに発売中!
他にも紹介しきれないほどたくさんのタイトルが出展されており、その中でもとくに目を引いたブースを一気に紹介するぞ。
わくわくゲームズが贈る『最終回収SQUAD』!本作は、人類がエイリアンによって滅ぼされた未来の世界を舞台に、残されたロボットたちの戦いを描いた2.5D FPSだ。
赤と黒で描写されたフィールドを、ビルも飛び越せる超ジャンプを使って縦横無尽に駆け回るのは、非常に爽快感があったぞ。
あと、ロボットに癖を感じてグッと来た……!
『最終回収SQUAD』はPC(Steam)/ニンテンドースイッチ向けに2025年発売予定!
https://x.com/THREAT_SAE/status/1946828840468353076
BookLiveが贈る『THREAT -SCREAM AND ESCAPE-』。本作は、プレイヤー自身がマイクに向かって「絶叫」することで、クリーチャーを追い払うことが出来る新感覚ホラーゲームだ。
最初は要求される「絶叫」のレベルは低いので、普通の声量にちょっとプラスするくらいで追い払えるんだけど、徐々に要求される「絶叫」レベルが上っていき、試遊の後半になると「オギェ~!」と叫びながらプレイしていたぞ。絶叫を求められる仕様もあったが、それ以上に思わず悲鳴を上げてしまうほど怖いゲームだった……。
会場では防音マスクが用意されていたので、僕の絶叫が響き渡ることはなかった……と思う。
『THREAT -SCREAM AND ESCAPE-』はPC(Steam)向けに発売中!
そうそう。ゲーム以外にも、メガネ屋や整体といった企業も出展していたぞ。
『めがねmonoや』は、「ゲームを長時間プレイしても疲れない」、「PCでの作業効率向上」などを目的に、ゲーミングメガネやITデバイス用メガネを販売している企業だ。なぜゲームイベントにメガネ屋が?と思ったけど、なるほど。ゲーマーはみんなメガネかけているもんな!
僕の知り合いもかなり細やかな検査や診察をしてもらったらしく「次にメガネを新調するときは、絶対ココにしたほうが良い!」と力説していたぞ。僕は普段は一本数千円の安いメガネを使っているんだけど、一年で何千時間もゲームをプレイしているんだから、専門家に相談してキチンとしたゲーム用のメガネを作ってもらうのもいいかもしれないな。
会場がマイドームおおさかに変わって全体的に広々としていましたね。通路も大きく取られていたのでゆったり周ることが出来ました。
ゲームの面白さはもちろん、ノベルティも魅力的なものが揃っていて、殺風景だった僕の机を彩ってくれています!
会場を移してますますパワーアップしたゲームパビリオンjpですが、次回は2026年3月に開催予定です。来年また会場でお会いしましょう!