
インディーゲームクリエイターにとって、当たり前のように使っているゲームエンジン。その存在は多くのゲーム開発を支えています。
ところで、ゲームエンジン以外にも無料で利用できるミドルウェアがいくつもあります。今回は、その中からサウンドミドルウェア「CRI ADX LE」について開発・販売を行っているCRI・ミドルウェア様にお聞きしました。
――今日はよろしくお願いいたします。早速ですがCRI ADX LEについてどういうツールなのか教えてください。
CRI・ミドルウェア:「CRI ADX LE」は、ゲーム開発向けの統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX」の無償版となります。
さまざまなサウンドの演出が実装できる独自オーサリングツールと、高圧縮・高音質・低負荷な独自コーデックを備えており、有償版と同様の機能を制限なくご利用いただけます。
――使用条件はありますか
CRI・ミドルウェア:どなたでも、当社サイトから簡単にダウンロード、ご利用いただけます。
ただし、「CRI ADX LE」を利用して開発したコンテンツを配信する場合は、こちらをご確認ください。
――こんなことを聞いていいのかわかりませんが、フリーのサウンドツールもいっぱいあって、CRI ADX LEはどういった違いがあるのでしょう
CRI・ミドルウェア:皆さんが想像するサウンドツールは、BGMやSEといった音素材を作成するためのものかと思います。「CRI ADX LE」はそれらとは異なり、ゲームの中で音を再生するためのミドルウェアです。お好きなサウンドツールで作成した音素材を「CRI ADX LE」を使って再生する、という関係性になっています。
例えば、ランダム再生や同時発音数の上限設定、エフェクトの適用、インタラクティブミュージックなど、ゲームのサウンド演出に必要なさまざまな工夫を簡単に実現できるよう設計されています。また、ゲーム上での音の遅延を最小限に抑えているため、サウンドが重要となるジャンルのゲームにおいて特に多く利用されています。

――UnityやUnreal Engineで使えて、 Nintendo Switch™にも対応しているのですね
CRI・ミドルウェア:はい、2025年Nintendo Switch™に対応しました。
他、PC/macOS/Android/iOS、UnityですとWebGLといった多様なプラットフォームに対応しております。
「CRI ADX LE」はあらゆるゲームエンジンで使用できるようパッケージをご用意しています。本製品の提供開始以降、インディーゲーム業界の支援に力を入れており、今回の対応で、インディーゲームのサウンド制作と、提供マーケット拡大によるプレイヤー数増大に貢献できたらと思っています。
――サイトを見ているとDiscordコミュニティもあるのですね。
CRI・ミドルウェア:はい。これまで「CRI ADX LE」には、気軽に質問したり実装方法を相談したりできる公式な窓口がなくて、フォーラムや質問相談チャットの場を用意したいと常々考えていました。
開発の現場では、立場や契約の都合で名前を出しづらいケースもあると思うので、匿名で質問できる窓口も用意しています。
それに加えて、製品アップデートの情報共有や、「CRI ADX」の勉強会開催の案内、CRIが出展するイベントの告知なども行っていて、単なるQ&Aの場というより、「CRI ADX」まわりの情報が集まるハブ的な場所を目指しています。
そういう場所なので、少しでも興味のある方はぜひ、気軽にご参加いただきたいですね。
Discord参加についてはこちらの記事を確認ください!

――この記事をご覧の皆さんに一言お願いします。
CRI・ミドルウェア:「CRI ADX LE」は、まずは触ってみたいという方から本格的にゲームのサウンド制作を学びたい、使いたい方まで、誰でも気軽にダウンロードしてご利用いただけます。
この機会にぜひお試しください!
このインタビューを通じて、少しでも『CRI ADX LE』について理解でき、興味を持ってもらえれば何よりです。自分のゲームに使えると感じた方はサイトにてダウンロードし、実際に触れてみてはいかがでしょうか。